屋外の極寒地現場と冷凍倉庫内、防寒着に求められる性能は違う
同じように見えても防寒着は2種類存在します。ひとつは冬に外で着る屋外防寒着。もうひとつは冷凍庫で着る冷凍庫防寒着です。両方寒さから守る服というのは同じですが、着る場所が外と室内なので服に備えさせる機能性がぜんぜん違います。
冷凍倉庫内向け:-30℃/-40℃/-60℃、庫内温度で選ぶ「冷凍倉庫防寒着」
冷蔵倉庫内は-20℃とか-55℃とか設定した雨も雪も降らない一定の温度帯の中で決まった時間作業します。したがって冷凍庫防寒は温度帯で選びます。
屋外極寒地向け:防風・防水・透湿を重視した「極寒地仕様防寒着」
しかし屋外で着る防寒着はそうはいきません。地域によって気温が違う。身体を動かす作業をするのか、動かずにじっとしていなければならない仕事なのか、自転車に乗って移動するのか。雨や雪の日も屋外に出るのか、出ないのか。屋外は用途が様々ですので、それに合わせて屋外用防寒着を選ぶ必要があります。
でも大丈夫です。長年の実績がありますのでご安心を。ひとつずつ問題をクリアしていきましょう。
極寒防寒着とは

その名の通り、寒冷地でもさらに寒い場所。では極寒って何度?といわれると答えるのが難しいんですよ。暑い方の気温は猛暑日は35℃以上で酷暑日は40℃以上って数値化されていますが極寒地って何℃の場所のことかって定められていないんです。
しかしそれではイメージが付きにくいので、いつも―5℃から-20℃以下になるような地域を極寒地と防寒服プロは独自に想定して話しています。範囲広って思われるかもしれませんが、例えば九州の人が-5℃の場所に行ったら極寒地と思うだろうし、冬場、氷点下になる地域にお住まいの方は、-5℃の場所を極寒地と呼ばないけど、-20℃になる地域に行くときは極寒地へ行くと思われるでしょう。また同じ気温でも慣れている気温と日頃慣れていない気温では体感は違います。
イメージが付きやすいようにこのくらいの温度帯ということで話しを進めます。
極寒環境の作業着に共通して求められる4つの条件(保温・防水・防風・透湿)
保温性
防寒とは、服の中に動かない空気「デッドエア」を保有し逃がさないこと。これが防寒の基本で、デッドエアを保有し続けていることが「保温できている」ということです。保温する方法は複数ありますが、中綿入りの防寒着を着て、その中綿にデッドエアを保有するという方法をおすすめしています。
耐水圧の正しい見方
耐水圧10000mmで大雨に耐える。しかし-5℃なら雪ですね。雪で地面が濡れている場所で長時間、膝をついて作業をしなければならない場合は耐水圧10000mm以上の防水防寒着を着るのが無難です。そのような作業がない場合は作業内容次第ですが目安として5000mmくらいあれば問題ないでしょう。今回のお話しは極寒地作業用ということですので、登山用の解説とは異なり、猛吹雪では作業が中止になることもあるでしょうから。もし吹雪の中で作業する場合は防水性能も高い耐水圧10000mmの極寒防寒着を着用してください。
風からデッドエアを守る
windchill(ウインドチル)これは日本では聞きなれない言葉なんですけど、風でデッドエアが吹き飛ばされて実際の気温よりもどのくらい寒く感じるかというのを数値化したもの。体感温度ですね。例えば同じ0℃の日でも、晴れた日と、風が強い日だと、風が強い日の方が寒く感じます。風からデッドエアを守るために極寒の屋外ではGORE-WINDSTOPPERなど防風のインナーも着重ねした方が良いです。
「汗冷え」のリスクと対策
ちゃんと保温して、雪からも風からもしっかりデッドエアを守っても、汗をかいてしまうとデッドエアが冷やされてしまいます。これが寒さ対策の戦いのラスボス「汗冷え」です。防寒で大事なことは
1.デッドエアを保有し続ける
2.被服内をドライに保つ。
暖かくなりすぎて汗をかいてしまってはいけません。極寒地では特に肌着も、保温性と透湿性のあるものを着てください。吸汗速乾性がない綿の肌着はおすすめしません。肌着は保温性に加えて汗をすぐにかき出す機能がある吸汗速乾性のある肌着を着用します。アウターも透湿性のある防寒着を着ましょう。
【屋外の極寒地現場】現場作業者向けおすすめカテゴリ
超極寒作業着・超極寒地用最強防水防寒着

超極寒作業着・超極寒地用最強防水防寒着
―5℃から-20℃以下になるような極寒地に耐える。実績のある防寒アウターたちのカテゴリー。
最強の防風インナーウェア
風からデッドエアを守るハイスペック防寒インナーGORE-WINDSTOPPER
極寒地防寒インナーで汗冷え対策
究極の防寒インナー。ヒマラヤ登山にも実績のある最強の防寒肌着
冷凍庫防寒着とは

雨や雪は降らないけど一定の究極の寒さが続く冷凍庫内作業。防寒服プロでは-30℃まで用、-40℃まで用と-60℃まで対応する防寒着を取り揃えています。長年の実績でたくさんの冷凍倉庫作業従事者様、会社様に着用いただき、ご意見もいただいております。これだ!というのを突き詰めて自信を持ってラインナップしています。
デッドエア保有量で温度帯を決める
-30℃、-40℃、-60℃用の防寒着は何が違うのかというと、中綿の量です。中綿はすべて、デッドエアを大量に保有可能な機能綿が入っていますが中綿の量が違います。機能綿は普通の綿より薄くて軽いけど、中綿の量が多くなれば防寒着も膨れますので、温度帯だけ見てお選びいただけましたら、ほとんどの人が総合的にちょうど良いと思っていただける防寒着を紹介しています。
専用の冷凍庫防寒着を着る
冷凍庫専用のものをなぜおすすめしているかというと、もっと掘り下げると超低温でも生地は硬くならない素材が良いとか防水テープはいらないとか、暖かさだけではなく総合的に見て冷凍庫専用の防寒着をお選びいただいています。
【冷凍倉庫内】庫内温度帯別おすすめカテゴリ

-30℃防寒上着・防寒ズボン(-30℃冷凍庫対応)
-40℃防寒上着・防寒ズボン(-40℃冷凍庫対応)
-60℃防寒上着・防寒ズボン(-60℃冷凍庫対応)
手先・足先まで揃える、冷凍庫の防寒小物

極寒地防寒手袋・極寒地防寒長靴・極寒防寒マスク
冷凍倉庫内では専用の防寒着だけではなく防寒手袋、専用の防寒安全長靴が必須です。手袋は厚手の物になります。ハンディが使いにくいという欠点がありますが、厚手じゃないと指が痛くていてられません。冷気を吸うと肺を痛めることがあるのでフルフェイスマスクも着用します。
まとめ:自分の作業環境(屋外か冷凍庫か)から防寒着を選ぼう
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価格は2026年10月現在の価格です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。






